ごあいさつ
平尾 周也
理事長（兼 院長）
病院に長く入院される患者さん、ご家族の方は不安で心細い思いをされるとお察しいたします。
病状は安定しておられるが、身体機能の維持や健康状態を保っていくための日常的なケアとリハビリテーションが必要な方や、病院に入院して治療するほどではないけれども、家庭では十分なケアが難しいご高齢者を抱えているご家族のお悩みなど、私どもは多くのご相談を承ってまいりました。
そんな不安を少しでも解消していただきたい思いで、介護医療院を併設いたしました。
病院内にある介護施設のため、夜間隣室の入院などで慌ただしいイメージがあるかもしれませんが、介護医療院は本館と隣接した別館にあり、非常に落ち着いた雰囲気となっております。また、病院の中であっても家庭的な生活をしていただくためにはリラックスできる空間創りを目指しています。
だからこそ、患者さん全員に私たちの「スマイル」が行き届く、きめ細やかな介護医療サービスを目指しております。
穏やかで安らぎのある日々を提供したい
こんにちは、介護医療院の師長を務めさせていただいております、藤本理恵と申します。
当施設は2020年6月1日に介護療養型から介護医療院へと変わり、現在は22床のこぢんまりとした居心地の良い施設として、みなさまをお迎えしております。
介護医療院は、単なる医療提供施設ではなく、長期療養や日常的な医学管理が必要な要介護者の皆さまの生活を支える場所でもあります。
リハビリによる機能訓練や必要な医療、日常生活のサポート、そしてターミナルケア・看取りまで、私たちは心を込めてお手伝いさせていただいております。
私たちの施設への入所には、介護保険の適用が必要ですが、その後は看護師、介護福祉士、ケアマネージャーが中心となり、医師や理学療法士、管理栄養士、薬剤師、地域連携担当者など、多くの専門家と共に連携しながら、入所者の皆さまに穏やかで安らぎのある日々を提供できるよう、日々努力しております。
私たちスタッフ一同、皆さまの笑顔と健康を第一に考え、温かい家庭のような雰囲気を大切にしています。
藤本 理恵
看護師長
